マンダレーはヤンゴンに次ぐ人口第2の都市。マンダレーは国土のほぼ中央部に位置しています。よってミャンマー北部方面の腎不全の子供患者がマンダレー小児病院内に住みながら透析したり学校に通っています。
国際NGO国境なき腎臓病患者支援会から支援寄附金を、ミャンマーユタニから子供専用小型透析装置ダイアライザーを寄贈しました。
この病院の医師団はまるで子供達の親がわりといった大家族のような雰囲気。寮の部屋は狭くとも居心地の良い感じでした。キャンプやプールに医師らが連れて行くなど患者会活動が積極的に行われていました。親から子供への生体腎臓移植の現状をお聞きしました。シンガポールからボランティアで医師団が移植執刀に来てくれるものの移植手術の自己負担費用は100万円以上。平均月収1〜2万円、年収13〜25万円のミャンマー一般家庭では、どの親も大借金しないと生体腎臓移植はできません。
次回の支援金寄贈訪問の際は、ぜひ私もキャンプかプールなどのイベントに子供達と一緒に参加したい旨伝えました。
透析患者の女の子7名、祖母・実母ら5名、計12名が病院そばのアパートのこの1Kの1室に住み共同生活しているそうです。この部屋から病院へ週3回透析治療に通ったり、学校に通ったりしています。
しかしこの部屋の家賃を患者や家族は負担できず病院への寄付金からギリギリ賄っているそうです。
私と彼女らで、透析患者の腕シャントの見せ合いっこをしたら自然と子供達に笑みが溢れました。言葉は通じなくてもコミュニケーション取れて嬉しい限りです。『国際NGO国境なき腎臓病患者支援会』で寄付支援金が集まり次第、この女子寮の家賃を支援したいと思います。
マンダレー小児病院には血液透析患者16名、腹膜透析患者2名が病院内入院寮に住んで生活しています。彼らが通う『マンダレー第12基礎教育高校附属小中学校』を表敬訪問して患者生徒と面会してきました。年に1回程度しか自宅に帰省できないので、マンダレー小児病院の医師らが親代わりです。
ミャンマー子供透析患者のために使っていただきたいと義援金をマンダレー小児病院の医師団に預けました。
『国際NGO国境なき腎臓病患者支援会』の募金活動で集まった義援金は今後NIPRO総代理店ミャンマーユタニの小丸社長(ヤンゴン在住)を通じてお渡しする約束をしました。
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